ウィキペディアタウン レポ①
11/10に「ウィキペディアタウン 調べて伝えてまちのこと」を開催しました。
午前中はまち歩きを行い、午後はそれに関するウィキペディアの記事を編集するイベントです。
詳細は、以前上げたこちらのnote記事をご確認ください。
今回はイベントの様子をまとめました。
午前:まち歩き@烏山寺町
10:00 寺町通り区民集会所に集合。
まち歩きのガイドを烏山みずとみどりの会の松永さんにお願いしました。
まずは寺町通り区民集会所にある寺町の展示の案内。
実はこのイベントのために、展示を綺麗に作り変えました。
図書館もお手伝いしたのですが、古文書の川のつながりがうまくいかず、あーだこーだと楽しかったです。
展示を見ると各寺院の案内や歴史、四季の様子などがわかります。
常設されていますので、ぜひ立ち寄ってみてください。
源正寺の天水桶。江戸時代の名工、藤原正次の作。
ご自身の菩提寺だそうで、小さいけれど入念作なんだそう。
多くの鋳物を手掛けた名工ですが、こんなに彫りが高く肉付けが豊かな作はなく素晴らしい出来栄え。雲の装飾が美しいです。
同じ鋳物師が作った撞鐘が妙壽寺にあります。
妙壽寺は烏山寺町で一番大きな寺院で、竹やイチョウなど自然が豊か。
夏の暑い時期に千歳烏山の駅を降りて歩いて行くと、寺町のあたりに来て涼しくなり、この寺院に入るとまた一段と涼しくなるようです。
専光寺には喜多川歌麿のお墓があります。
とても有名なのに、実はどんな生涯だったかあまり明らかになっていない歌麿。
確かな年紀は、この専光寺の過去帳に没年月日が書いてあるのみなんだそう。
最後は、高源院に。
こちらの寺院は鴨池が有名。
せたがや百景のひとつで、湧水が出ています。
この湧水のおかげで、このあたりは昔から稲作が栄え、石高も高く他のところよりも豊かだったよう。
この湧水は目黒川の源流のひとつになっています。
長くなってきたので、今回はこのあたりで。
次回は午後の、ウィキペディア記事編集のレポートです。
どうぞお楽しみに♪